“ひたすら我慢”からの脱却へ ~ 能登選手に聞く“花粉症との向き合い方”
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“ひたすら我慢”からの脱却へ ~ 能登選手に聞く“花粉症との向き合い方”

南葛SCでは、2020年12月に耳鼻咽喉科 山西クリニックの山西敏朗院長をお迎えし、所属選手・スタッフを対象とした「アスリートにおける花粉症対策、パフォーマンスを高めるために」と題したオンライン勉強会を開催しました。花粉との接触が避けられないアスリートにとって花粉症は自身のパフォーマンスにも影響する大きな課題で、それは南葛SCの選手・スタッフも例外ではありません。そこで、能登正人選手(30)に、花粉症との付き合い方やオンライン勉強会を受講した感想などを聞きました。

能登正人(30)
高校卒業後、スペイン、ドイツ、タイと海外のクラブで活躍し、ジェフユナイテッド市原・千葉へ。その後再びラオス、インドネシアに渡り海外クラブでの活躍を経て、帰国。東京ユナイテッドFCを経て2019年シーズンから南葛SCに加入。日本語、英語、スペイン語を話す。

3年前に発症した花粉症、これまで誤魔化してきた

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自分が花粉症だと自覚したのは実はごく最近で、帰国して東京ユナイテッドでプレーした27歳のときでしたね。2月ごろになると鼻がムズムズするようになって、ピーク時には鼻水が止まらなくなって、夜もよく眠れない。練習中も鼻水や鼻づまりがしんどくて。ハウスダストや車の排ガスなど汚れた空気にも鼻が反応するようになって急に鼻が弱くなったような感覚でした。そもそも、自分がそれまでプレーしていた海外のチームには花粉症の人はおらず、花粉症そのものが話題になることもなかったんです。なので、花粉症に関する知識は全くありませんでしたし、オープン情報を調べても花粉症を治す決定打になるようなものは見つけ出せませんでした。自分がどの花粉に反応してアレルギー症状が出ているのかさえ、わかりませんでしたね。

「花粉症対策」というのも、ほとんど何もしていなかったというのが正直なところです。“花粉症ってこういうもんだ。ひたすら我慢するしかないんだ”と思っていました。元々、食生活には気を付けるほうで、化学調味料や添加物は摂らないようにしていて、お酒もあまり飲まないんです。それに加えて、鼻うがいをしてみたことはありましたが、あまり上手くいかなかったです。また、自分は薬に頼るのがあまり好きではなかったのと、市販薬にはドーピング違反のリスクもあったので、薬で症状を和らげるということもほとんどしていませんでした。花粉症は根本治療が難しいと言われているようなので、“あまり意味がないかもしれない”と思って、お医者さんにもかかっていませんでした。

実際、チームにも花粉症の人は何人かいるんですが、辛さを共有することしかできなくて、花粉症の症状を解決できるような話はできていませんね。チームスタッフも花粉症に詳しいわけではないので、あまりアドバイスをすることもできません。なので、とにかく自分を誤魔化しながら耐えるしかないという感じです。ただ、プレー中に頭痛がしたり、頭がボーっとしてパフォーマンスに少なからず影響が出たり、身体にいつもとは違う負荷やダメージが生まれているのはいつも感じますね。特に今年はコロナ禍の影響で、くしゃみをしにくいし鼻もかみにくい。余計辛く感じてしまっていますね。ただ「自分の身体に起きていることだから、そういうものだと受け入れるしかない」と思うしかありませんでした。実際、同じ考え方で花粉症と向き合っているアスリートはとても多いのではないでしょうか。

自分の意向に合わせて、どのような花粉症対策がベストなのか探っていきたい

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このような状態で、先日ノバルティス ファーマさんとのパートナーシップの一環で、山西先生のお話を伺って、花粉症に関する基本的な知識や症状を緩和するための方法、日常生活における注意点や食生活についてなど様々な方法を示していただき、自分にとって、大きな学びになりました。とても有難かったですね。

私自身、花粉症は“自分の身体の特徴で(治療せずに)付き合っていくもの”というイメージを持っていたので、今年も例年と変わらないスタンスで花粉症と向き合っていこうと考えていました。しかし、勉強会に参加して、自分自身の意向に合わせて花粉症に対してどのようなアプローチが有効なのかをお医者さんに相談することも大事なのではないかとも思うようになりました。自分がどんなアレルギーなのか、その程度が軽度なのか重度なのかを知ることも、自身のパフォーマンスを把握したり、管理したりする上で必要です。
ちなみに、山西先生の話を聞いていて「昔の人は花粉症だったのか?」「なぜ花粉症が日本で流行るようになったのか?」「海外の人はなんで花粉症にならないのか?」といった、これだけ多くの人が困っている花粉症に関する素朴な疑問も湧いてきました。
山西先生も「耳鼻咽喉科のお医者さんに診てもらい、自分自身の症状を知ることが大切」とお話されていたのですが、自分の場合はサッカーのパフォーマンスに影響を与える要因について、関心を持つことが大切だと強く感じました。
これから、お医者さんに相談したり、食生活なども含めて自分にとってどのような対策がベストなのかを探っていきたいですし、取り入れられるものがあれば実践していきたいと思います。

葛飾の街をもっと好きになってほしい ~ 2021年シーズンに向けて

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私自身、今年南葛SCで3シーズン目になりますが、実は(移籍をきっかけに)葛飾の街に住んでいるんです。葛飾は人も温かいし、クリエイティブな文化や伝統工芸があって、帝釈天に代表される風情のある街があって、そんな葛飾の街が大好きになりました。ファンの皆さんとの絆やノバルティス ファーマさんに代表されるパートナーシップを大切にしながら、この葛飾の街を好きになってくれる人をもっと増やしたい。そのためのフックとして、この南葛SCの活躍があればいいなって思います。
この葛飾の街を盛り上げるために、今シーズンも全力でプレーしていきたいと思います。

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東京都葛飾区からJリーグ入りを目指し活動中のチーム。世界的に有名な『キャプテン翼』の原作者、高橋陽一先生が代表取締役を務める南葛SCのnote公式ページです。http://www.nankatsu-sc.com/